■
徴兵制に思う
フランスでは徴兵制が復活するようである。徴兵制と言えば、休戦中の韓国が実施しているが、先進国ではほぼ実施していない。なぜなら、兵器の高度化により、2年程度の兵役では、使い物にならないハイテクの業界となったためです。ただ、今回のフランスの徴兵制は一か月程度と大変短く、目的は軍事的なものではなく、人口構成を変えるほどの大量の難民を受け入れ、不安定化する国内のテロなどに対応するため、一定数の国民を教育するためではないかとの意見もあります。確かに、応急手当の訓練やテロにあった場合の対処などを集中的に学ぶ機会があると、危機に強い国家となると思います。日本でも、大学生向けに、夏休みの1か月間軍事訓練を行うとよいと思う。年1週間の再訓練と合わせて、税優遇の資格証でもだせば、志願者は多いのではないでしょうか。軍事的には使えるレベルにはなりませんが、全国各地に軍事教練を受けた人がいると緊急時において避難誘導、応急処置などに有効と思います。