EVの問題

 


 各国がガソリン車やディーゼル車の販売を禁止する方針を打ち出すなど、電気自動車(EV)が一気に普及していく可能性が高まっている。だが実際のところ、EVは本当に地球や人間に優しいクルマなのだろうか? 改めて答えを出すべき「4つの問い」について考える。

 

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3. クルマを充電する電力はどうやって発電されるのだろう?

記事では、充電のための発電は、石炭や石油、天然ガスが使われるとある。確かに自然エネルギーは、どんなに増やしても化石燃料に置き換わるほどの量は発電できないし、安全保障上、多種多様の発電設備は必要であり、バランスを取ることは大事。

インドの発電なら、リッター11kmの車と同じとあるが、日本の発電効率にすれば2~3倍となる。EVも売って、発電所も売ったらよいのでは?

 

4. バッテリーは何から出来ているのだろう?

バッテリーの生産には天然資源の採掘が必要で、環境問題と労働環境の悪い国では人権問題になるとあるが、これも実験室段階で次々と研究が進み、実用化は数年先である。

 

いずれにしても、今後20~30年は、高効率発電所と蓄電池技術に裏打ちされたEVで日本は食べていくのかな?