人口減少に思う

 

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・仏の合計特殊出生率が前年度の1.92人から2.1ポイント減少し1.88人になった。

・かつて仏で出生率が上がったのは、充実した保障や育児支援よりベビーブームの影響が大だった。

出生率を上げるには、景気回復と非正規労働者の賃金向上の方が優先度高い。

 

【一部参照】

 

 

 フランスの出生率が先進国では特に高いことは知られていた。

左翼報道では、家族を崩壊させたいのか、シングルマザーや結婚してもしなくても同様の権利を認めてしまうなど、先進性?を賞賛していた。

しかし、本質は別にあるのでは?

あまり日本では報道されないが、あるコメントを聞いたことがある。子供が増えたのは、実は、税制優遇である。詳細は違うかもしれないが、考え方としては税金を、子供が2人なら半分、3人なら1/3にする。子供が増えれば増えるほど税金が安くなる。

いい制度だと思ったが、日本では問題になるかもしれない。

それは、税金がどんなに安くなっても、子供を育てるにはお金がかかる。なので、この制度を活用してたくさんの子供を作るのは金持ちである。金持ちの大半は白人となる。現在の人口構成は知らないが、当時フランスの黒人の割合は10%を超えていたと思う。

と言うことは、この制度の真の目的は、黒人差別。白人を増やすことにあるのでは。

上記の記事では、フランスの出生率が減りだしたのは、前後生まれのベビーブーマーが、出産適齢期を過ぎてしまったからと言う。

日本もそうだ。日本の場合は、さらに結婚しない人が20~30%いる。さらに、高齢者の死亡者数が出生者数を大きく上回るため、急激に人口が減少し始めている。

結婚した人の子供の数は実は平均して2人程度あり、ぱっと見たところ人口がそんなに減るはず無いと思うが、上記の理由で、数少ない既婚者が人口を維持するために必要とする子供の数は5人はいる。

人口が減るというのは、経済的に非常に恐ろしいことであるが、5人も子供は持てないので、いかに被害を小さくするかは、政治のお話。