トヨタが決断した

 

  

newsroom.toyota.co.jp

e-Palette Conceptは、電動化、コネクティッド、自動運転技術を活用したMaaS専用次世代EVです。移動や物流、物販など様々なサービスに対応し、人々の暮らしを支える「新たなモビリティ」を提供したいと考えています。将来は、複数のサービス事業者による1台の車両の相互利用や、複数のサイズバリエーションをもつ車両による効率的かつ一貫した輸送システムといったサービスの最適化を目指しています。また、サービス事業者のニーズに対応した内装を設定することで、例えば移動中にサービスを提供し、より有意義な移動時間へ変化させるなど、e-Palette Conceptが新たなモビリティサービスの創出に貢献することを想定しています。

 

以下省略 

 

 

トヨタはEVにシフトするみたいだ。他国より圧倒的に強い内燃機関技術をつぶしてしまうので、燃料電池自動車を目指していましたが、方針を転換したようだ。

単純にEVであれば、現在のハイブリット車のエンジンを外し、バッテリーを増やすだけで、技術は持っている。ただ、これでは、家電メーカーが過去失敗した、TV、太陽電池半導体などと同じように、新興国に負けてしまう。

そこで、発表したのがe-Palette Conceptである。

情報、流通、移動、コミュニティなど、トヨタの構想が実現すると、都市部であれば、市電、バス、タクシー、宅配など、移動する物すべてが置き換わる。

現状においても、都市部の人は車を持たないので自動車メーカーとしては問題ないのであろう。

将来は、買い物、仕事も家にいながら、することができる時代が来るという人もいる。便利になるので、可能ではあっても人は外に出る。仕事も、自宅でできるとしても、会社で行った方が効率がよいという事例もある。

いずれにしても、選択肢が増えるのはよいことであるが、車が無くなるような将来はないので、貧乏な国にならないよう、挑戦を続けてほしい。

ちなみに、田舎であっても、このシステムは有効で、バスと貨物車が一体となった車が循環するようになるのでは無かろうか。運転手が不要になれば、あとはエネルギーのコストが下がれば実現可能である。

一時期、コンパクトシティという考え方があったが、電気は太陽光と蓄電池、下水は浄化槽。上水と道路、橋の維持管理ができれば、どこにでも住める時代が来るかな?

いや、この維持管理が大問題だな。