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エネルギーは現在 #1】あまりに呑気で危うい日本のエネルギー事情[H30/1/8]
【要約】
安定的な電力なくして、ハイテク産業は成り立たない。
原油の埋蔵量はより採掘困難な原油をコストをかけて採掘することで維持する。
再生可能エネルギーはバックアップ電源なくして成立しない。
再生可能エネルギーは天気次第で出力が大きく異なる。その身勝手な発電を需要と合わせるために火力発電所が必要となる。しかし、再生可能エネルギーが増えすぎると、バックアップ電源の火力発電所で調整が出来なくなる。
これはまるで石器時代の狩猟民族のようだ。獲物が捕れたら腹一杯食べ、捕れなかったらひもじい思いをする。これを改善したのが、穀物生産だが、人類はまた石器時代を目指すのだろうか。
北海道の地震で、火力発電所が故障し、計画停電で運営をしている。しかし、冬までに修理しないと、電気が大幅に足りなくなることが予想される。人間は暑さになんとか耐えられるが、寒いとすぐに死んでしまう。そのため、電化された現代の住宅では電気が必要となる。北海道となると、家にいてもいなくても暖房を切ると水道管が破裂したりする。
安定供給が重要なことをあらためて認識した。
