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独立トイレ
以前から同様に、微生物を利用したトイレはあったが、水洗で自前のタンクを持ち、メンテナンスフリー、かつ量産を前提としている。
700~800万とは非常に安い。公園には汚い、薄暗いトイレがあるが、これを設置すれば比較的簡単、安く設置でき、メンテナンスもいらない。もちろん、掃除の委託契約はいるだろうけど。
水も浄化して循環するため、初期の3tの水で補給は不要。
手を洗う水はどうするのか?気になるところで、HPのQ&Aを見ると、「人が直接触れる水は、トイレの洗浄水とは別に浄水をタンクに貯めてろ過して利用しています。雨水を再利用することも検討中です。」とある。
安心の設計である。
これなら、富士山にも設置が出来るのでは?登山客のあまりの多さに、富士山から流れる地下水はすでに大腸菌に汚染されていると聞いたことがある。ただ、一日300人では、いったいいくつ設置しなきゃならんのか。入山規制しか無いかな。
また、下水道の無い地域では、浄化槽の設置が義務づけているが、大量の水を必要とする。このシステムを家庭用に小型化すれば、売れるのでは?50~100万する浄化槽に対抗するには、まだまだ量産して、コスト削減をしないといけないが。
浄化槽の市場を奪うことができれば、これはデカい。