ノロウィルス対策に「次亜塩素酸水」

 

 ノロウィルス対策には「次亜塩素酸水」の活用をおすすめする。手が触れるところにスプレーで散布して拭き取ると除菌ならぬ除ウィルス完了となる。これで、家族のノロ予防と嘔吐時の対策は楽になります。

 私は、大人になって一度、感染性胃腸炎になったことがあります。約3日、腸を雑巾しぼりのように締め上げて、出しつくした下痢と嘔吐にのたうち回りました。二度と感染すまいと決意しました。

 

 子供が保育園に行くようになると、もらってくるんです。機嫌の悪い子供を抱きかかえて、頭から嘔吐物をかぶること2回、妻からの緊急帰宅連絡で自宅の床4㎡にちらばらる嘔吐物を処理することもありました。そのとき活用していたのが、哺乳びん除菌料(ピジョン)です。これは次亜塩素酸ナトリウム(ハイターもいっしょ)で、よくノロウィルス対策として紹介されています。おかげで、丁寧な処理とこの次亜塩素酸ナトリウムのおかげで、私は以後発症したことはありません。

 

 しかし、この次亜塩素酸ナトリウムは、残留します。数日臭いです。拭き取らないと金属がさびます。ノロウィルスに対して大変有効ですが、後処理と、気軽に使用することができません。

 

 そんなとき、見つけたのが「次亜塩素酸水」です。

「次亜塩素酸水」とは、「本品は殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解す
ることにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。わが国では平成 14 年 6 月に食品添加物として指定されており、使用基準及び成分規格が定められている。」

厚生労働省 

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/dl/s0819-8m.pdf

 

 

「次亜塩素酸水」は、安全で殺菌効果が高い水溶液のため、厚生労働省により、食品添加物として指定されています。そして、なにより次亜塩素酸は、有機物と接すると水になるので、後処理が不要です。

 

一般に家庭用に販売しているのは、pH5.0~pH6.5  微酸性次亜塩素酸水の特徴は以下の通りです。

 

 

効果① O157を含むほとんどのウイルス・細菌を無力化します。

効果② 強力な消臭効果があります。有機物と反応して分解するためです。

    分解して水になるため残留しません。

安心① HP値が中性に近い状態なので人体に優しいです。

    万が一誤飲しても人体に問題は無いです。